アロマテラピーで 潤いと 彩りのある暮らし
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アロマテラピーとは

アロマテラピーは「植物から抽出したエッセンシャルオイル(精油)」を取り入れることで、心と体のバランスを整える健康法」です。
何かとストレスの多い現代、使う人の体質や体調に合わせて微妙に使い分けられるアロマテラピーは、暮らしのさまざまなシーンに役立つでしょう。

アロマテラピーは、従来の医療を補うものとして人気が高く、世界中に急速に広がりつつある芳香療法です。香りによるリラックス効果から、植物の持つ成分を生かした本格的な治療行為まで幅広く活用されており、多くの研究者や医療の専門家たちも、高い治癒力を秘めたそのナチュラルな療法に注目しています。

ネロリオイルアロマテラピーには、自然の恵みを受けて育った色々な植物から抽出される精油が用いられます。その香りはフローラル(花の香)なものからウッデイ(木の香)なもの、薬品のような刺激臭をもつものまで多種多様で、私たちの生活の中でも想像以上に幅広く利用されています。薬剤はもちろん、香水や化粧品、一部の食品や飲料にも使われているのです。



病気未満の強い味方

「アロマテラピー」の「アロマ」は精油のもつ良い“香り”を、「テラピー」は”治療”を意味し、「芳香療法」と訳されています。
精油を使った本格的な治療には、医師の指導が必要ですが、美容や健康、感情のコントロールや病気の予防など、心身の健康維持に役立つさまざまな効用があるだけでなく、家庭で手軽に楽しめるのも魅力です。

アロマテラピーは、忙しい毎日を送る人にとって身近な癒やしの手段と言えるでしょう。
マッサージや入浴、アロマポットで香りを部屋に漂わせるなど、さまざまに利用される精油は、私たちの気分をリラックスさせたり、自身を回復させてくれたりします。

さあ、あなたも楽しみながら美容と健康に役立つ、アロマテラピーのある暮らしを始めてみませんか?




コラム アロマテラピーのはじまり

ラベンダーアロマテラピーという言葉は、20世紀初頭、フランスの化学者ガットフォセが実験中の事故で火傷を負った際、ラベンダーの精油(エッセンシャルオイル)を用いてその効能を自ら体験したことから、この植物療法をアロマテラピーと命名したことが始まりです。
植物の香りの成分は、数千年もの間、古くは古代エジプト文明の時代から薫香や浸剤のかたちで使われていました。




古くて新しい植物の治癒力

歴史をたどってみると、人々は長年にわたり、エッセンシャルオイルや植物で作った軟膏を薬として利用してきたことがわかります。昔は、植物から作られたもの以外、薬と呼べるものはほとんどありませんでした。
現代においてもそうした植物は、私たちにとって有益なものです。化学的な代用品が開発されたからといって、植物のもつ治癒力が衰えたわけではありません。

精油現在、エッセンシャルオイルの研究は、主に薬効を中心に進められており、医師や薬学の専門家の間では、医療・研究のチームにアロマテラピストを加えるケ−スが増えています。
事実、アロマテラピーは、フランス、ドイツなどでは一部医療行為として認められており、ベルギーでは保険も適用されます。イギリスでも、多くの病院で医療用にエッセンシャルオイルが利用されるなど、アロラマテラピーは社会に根付きつつあるのです。日本でも、アロマテラピーの協会や学会等が組織されるなど、関心が高まっています。




アロマテラピーで上質な生活を手に入れる

ディフューザーエッセンシャルオイルを生活のなかに取り入れることの最大の魅力は、アロマテラピーによって、心とからだによい生活を手に入れられることでしょう。エッセンシャルオイルが、健康と幸せな気分を維持するのに役立ってくれるのです。
緊張しているとき、やる気がないとき、あるいは、病気やけがなどでつらいとき、頼れるものが手元にあれば、どんなにか心強いでしょう。

都会に住む人たちの多くは、1日の大半を豊かな自然から遠く離れて過ごしていますが、花に太陽が必要なように、私たちにも自然の恵みが必要なはずです。この願いは、自然がいっぱい詰まったエッセンシャルオイルを日常生活に取り入れることで叶えられます。
自宅で楽しむアロマテラピーは、精神的にも大きな満足感を与えてくれるでしょう。