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植物油の種類と選び方

植物油はたくさんの種類があり、使い心地や効能もさまざまです。肌につけるものですので、以下に示す植物油のプ特徴を参考に、目的や肌質など、その時の状況にあった植物油を選んでください。


●アプリコットカーネルオイル

特徴:・無臭。無色から薄い黄色。
用途:あらゆるタイプの肌、特に年配の方や、炎症、乾燥肌の方に。べとつかず、浸透性が高いので、顔のお手入れに最適。


●アボカドオイル

特徴:精製されたオイルは無臭で薄い黄色からわずかに緑色がかった黄色であるのに対し、未精製のオイル(保存期間は4ヵ月程度)は濃緑色。未精製のオイルは、ほかのキャリアオイルと組み合わせた方が良い。
用途:乾燥肌に。


●グレープシードオイル

特徴:わずかににおいがあり、薄い緑色から緑がかった黄色。非常に使い道が広く、浸透性の高いオイル。
用途:ほとんどのタイプの肌に。敏感肌の方、湿疹、乾せんの症状がある方には不適。


●ホホバオイル

特徴:わずかににおいがあり、薄い黄色から淡いオレンジ色のものもある。保湿力に富み、スキンケアや全身のマッサージにと用途が広い。酸化しにくい液状ワックス(ろう)。
用途:炎症、赤み、乾燥、湿疹、乾せん、ニキビを含む、あらゆるタイプの肌に。


●サンフラワー(ヒマワリ)オイル

特徴:わずかなにおいがあり、薄い黄色から濃い黄色のものまである。たいがい熱処理されている。
用途:アロマテラピストはあまり使用しないが、人手しやすいオイルなので、手始めにからだのマッサージに利用してもよい。顔や健康改善用には不適。


●スイートアーモンドオイル

特徴:無臭。無色から淡い黄金色。
用途:滋養分が多く、あらゆるタイプの肌を柔軟にし、活性化させる。かゆみ、ピリピリ感、乾燥、炎症、シワ、手の荒れを緩和し、子供や乳児に最適。


●小麦胚芽オイル

特徴:強いにおい(未精製の場合)があるが、調合によってにおいは気にならなくなる。色は黄色からオレンジ色まで。粘性が強いのでグレープシードなどのさらっとしたオイルと混合使用されるのが普通。
用途:肌年齢の老化、湿疹、乾せんに。子供には不適。


●その他のキャリア

オイルのほかに、キャリアとしてローションやクリーム、シャワージェルなどを利用することもできます。用途に応じて使い分けましょう。オイル以外のキャリアを使用する場合も、濃度には十分注意しましょう。