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精油のブレンド方法

精油(エッセンシャルオイル)は1種類だけでも充分楽しめますが、ブレンドする(組み合わせる)ことで香りが変わったり、相乗効果もでたりします。
何と何をブレンドしたらよいのか迷いますが、最初は好きな香りを組み合わせ、いろいろ試してみるとよいでしょう。

香りの系統で選ぶ

精油(エッセンシャルオイル)は、香りの特徴で大きく7つのグループに分類することができます。
ブレンドする場合は、同じグループ同士か、となりのグループの香りとのブレンドがあいます。

●フローラル系
香りの系統:フローラル系ー柑橘系ーハーブ系ー樹木系ースパイス系ー樹脂系ーエキゾチック系ーフローラル系 カモミール、ジャスミン・アブソリュート、ゼラニウム、ネロリ ラベンダー、ローズオットー

●柑橘系
 オレンジ・スィート、グレープフルーツ、ベルガモット、メリッサ、レモン、 レモングラス

●ハーブ系
 クラリセージ、スィート・マジョラム、バジル、フェンネル、ペパーミント、ローズマリー

●樹木系
 サイプレス、シダーウッド、ジュニパー、プチグレン、ティーツリー、ユーカリ

●スパイス系
 クローブ、ジンジャー、ブラックペッパー

●樹脂系
 ベンゾイン、フランキンセンス、ミルラ

●エキゾチック系
 イランイラン、サンダルウッド、パチュリ




香りのノートで選ぶ

香りのノートというものがあります。
「ノート」というのは、揮発する速さ、つまり香りが持続する時間を表し、大きく「トップノート」「ミドルノート」「ベースノート」の3つに分けることができます。
この3つの中から一つずつ選んで合わせると、調和のとれた芳香を長い時間楽しむことができます。
また、室内を早くリフレッシュしたいのなら、トップノート、お部屋のムード作りをしたいのなら、ベースノート…のような選び方もできます。

●「トップノート」
 ブレンドした時にすぐに香りがします。
 香りはすぐに消えてしまいます。
 気分を高揚させるのでリフレッシュしたいときに向いています。
 おもに柑橘系や葉、花から抽出される精油(エッセンシャルオイル)です。
   ▽
 オレンジ・グレープフルーツ・ベルガモット・レモン・ユーカリ・ティーツリー・ペパーミント・レモングラスなど。

●「ミドルノート」
 トップノートの後に漂ってくる香りで、香りを柔らかくします。
 体の機能を整える働きを持つ精油が多いです。
 おもに花や葉から抽出される精油(エッセンシャルオイル)です。
   ▽
 カモミール・ゼラニウム・マージョラム・ローズマリークラリーセージ・ジュニパー・ネロリ・ブラックペッパー・メリッサ・ラベンダーなど。

○「ミドル〜ベースノート」
 ミドルノートとベースノートの間のノートです。
   ▽
 イランイラン・サイプレス・ジャスミンアブソリュート・ローズオットー・フランキンセンスなど。

●「ベースノート」
 数時間後まで安定的に香りが持続し、深みを与えます。
 心を静めてくれる香りです。
 樹木や樹脂、根から抽出される精油(エッセンシャルオイル)です。
   ▽
 サンダルウッド、シダーウッド、パチュリー、ベンゾイン、ミルラ

 ※基本的には3つに分類されますが、ミドルとベースの間の香りもあります。
 人によってもノートの感じ方は変わりますので、1つの目安としてください。


コラム ブレンドの前に

エッセンシャルオイルをそのまま使用することもあれば、ほかのオイルやローション、天然の素材とブレンド(調合)して使うこともあります。
正確にブレンドするためにも、計量カップや計量スプーンなどの道具を揃えておくと便利です。